淀川舟運

【天下の台所】と呼ばれた大阪と

豊臣秀吉が城下町を

築き栄えた京都・伏見を結んだ

淀川の舟運を復活させる

取り組みが盛り上がっている。

大阪府は2月、旧宿場町の

イベントに合わせた試験運航を実施。

近畿地方整備局は

川の深さを調べ、安全に航行できる

ルートの確率を目指す。

関係者は

[かつてのにぎわいを取り戻し

観光資源にしたい]と意気込む。

[ヤレサ~ねぶたかろけど目さませ

ここは大阪の八軒家]・・・・・

1月22日、

大阪府枚方市の市立会館で、

淀川を活用したまちづくりを

考える催しが開かれた。

[淀川三十石船舟唄大塚保存会]の

市川廣さん(75)は

全長10㍍以上あり、

旅客を運んだ[三十石船]の

船頭が歌い伝えてきた舟唄を披露した

大阪府主催のイベントには

市民団体や

海運会社など約20団体が参加。

市川さんは

[保存会のメンバーは高齢化が

進んでおり、舟運が復活すれば、

街がにぎわい、会にも若い人が

入ってくれるかもしれない]と

期待を寄せる。

淀川の舟運は

江戸時代、大阪と京都を結ぶ

水上交通として登場した。

上下合わせ1日320便、

約9千人が往来していたが、

鉄道や自動車など

陸上交通の発展で衰退。

1962年に途絶えた。

見直されたきっかけは95年の

阪神大震災だ。

大規模災害時の輸送路として

復活が模索され、以降、

八軒家浜(大阪市中央区)-枚方間に

9ヵ所の船着き場が整備された。

3月下旬には

木津川、

宇治川、

桂川が合流し淀川になる

京都府八幡市に、

高さ25㍍の展望塔を備えた

観光施設

[さくらであい館]を開業する。

旅行会社と連携し

伏見の酒蔵を巡るツアーなども企画

担当者は

[舟運復活に向け

民間と連携し

船を降りた後の魅力も

創出していきたい]としている。