ローマ法王(バチカン)が

カトリック信仰の模範を示したとして

キリシタン大名の

高山右近(1552~1615年)に

福者の称号を与える列福式が7日、

大阪市中央区の大阪城ホールで開かれた

福者、全世界の教会で公的な

崇敬対象の聖人となる前段階。

日本の聖人は42人で、

福者はこれまでに

天正遣欧少年使節の一人だった

中浦ジュリアンら

江戸時代初期の殉教者ら

計393人が認定されていた。

式では

ローマ法王代理の

アンジェロ・アマート枢機卿が

[高山右近を福者の列に加える]と

する法王書簡を朗読。

長崎市の聖画家、

三牧樺ず子さんが描いた

右近の肖像画を会場で投影。

右近は少年時代に洗礼を受け、

戦国武将として織田信長や

豊臣秀吉に仕えた。

秀吉のバテレン追放令でも

信仰を捨てず、

1614年には江戸幕府の禁教令で

国外追放され、

翌年にフィリピン・マニラで病死したと

される。

福者となるには、殉教や、

病気を治すなどの[奇跡]が

認定されることが条件となる。

日本カトリック司教協議会は、

大名の地位を捨てて信仰に命を

ささげた殉教者として

右近を福者の列に加えるよう

バチカンに申請。

2016年1月に法王フランシスコが

承認した。

[日本経済新聞2.7]