中華圏の正月にあたる春節を28日、

迎えた。休暇中に海外に出る

中国人観光客は600万人以上といわれ、

日本人気も相変わらずだ。

[日本経済新聞1.29]

ただ繁華街には団体ツアー客の姿が

目立つものの、以前ほどの高額消費の

勢いはない。人民元安や海外商品を

扱うネット通販が普及しているほか、

体験型のコト消費にお金を使う傾向が

強まっている。ラオックス秋葉原本店

(東京・千代田)には開店直後から

観光バスが何台も乗り付けた。

にぎわうのは家電と化粧品のフロア。

5万円前後の炊飯器や

空気清浄機のほか、

ステンレスボトルや化粧品などが

人気だ。[客数は伸びている印象だが、

客単価は下がっている](ラオックス)

秋葉原を訪れた河北省の人は

[通販が便利になったので

妻が美容マスクを買ったくらい。

富士山観光や温泉など日本ならではの

体験が目的]と話す。

上海の20代女性も

[日本のアニメが好きで

メイド喫茶に行きたい]という。

爆買いに沸いた小売店も冷静だ。

三越伊勢丹HDの大西洋社長は

[客数は増えているものの、商品を

厳しく見極めるようになっている]と

話す。

関西の百貨店でも阪急阪神百貨店の

阪急うめだ本店(大阪市)では、

27日の免税売上高が2016年の

春節連休の初日と比べ2割増え好調。

あべのハルカス近鉄本店百貨店では

27日の免税申請件数は

同2割以上増えた。

今年から

近隣の天王寺公園で

中華料理の屋台や中国の

伝統芸能が楽しめる祭りが

催されていることも追い風。