一般参賀に9万6700人

平成で2番目の人出

[日本経済新聞2017年1月3日]

新年恒例の一般参賀が2日、

皇居・宮殿の東庭であり、

平成に入って2番目に多い約9万6700人が

訪れました。

天皇陛下は

[新年おめでとう。

皆さんとともにこの日を祝うことを

誠に喜ばしく思います。

本年が人々にとり、

穏やかで心豊かに過ごせる年と

なるよう願っています。

年頭にあたり、我が国と世界の人々の

平安を祈ります]と述べられた。

天皇、皇后両陛下は

皇太子、秋篠宮両ご夫妻ら皇族方と

宮殿・長和殿のベランダに5回並び、

参賀者に手を振られた。

宮内庁によると、平成で最多の参賀者は

前年に皇太子ご夫妻が結婚した

1994年の約11万1700人。

今年が2番目の人出となったのは、

陛下が退位の意向を示唆された

昨年8月の[お言葉]の影響もあったと

みられる。

大阪府池田市の女性(75)は

[もし陛下が退位されたら

直接お目にかかれる機会が

限られるかもしれない]と考え、

初めて皇居を訪れた。

十数年ぶりの一般参賀という

千葉市の高永サダエさん(68)は

[昨年ひざの手術をして歩くのが大変だが

陛下のお言葉を聞くと元気が沸いた。

今年も頑張りたい]と話した。