清の乾隆帝印章 25億円で落札

パリ、事前予想の20倍

[日経パリ=共同]

清の皇帝、乾隆帝(1711~99年)の

玉璽(印章)が18日までに

パリの競売大手ドルーオで

競売にかけられ、

事前予想価格の約20倍の

2100万ユーロ(約25億7千万円)で

落札された。

フランスのメディアが伝えた。

赤みがかった

[ステアタイト]と呼ばれる石に

9匹の竜などの細密な装飾がある。

落札者は

[中国の収集家]とされるが、

詳細は明かされていない。

服飾デザイナー、

故イブ・サンローラン氏の

パートナーだった

富豪ピエール・ベルジュ氏が

売りに出した。

玉璽は19世紀末、

中国を度々訪れた

フランス海軍関係の医師が手に入れ

持ち帰ったとされる。

乾隆帝は約1800個の玉璽を所有

うち約700個は失われたが

残りは故宮博物院などに

収蔵されているという。