[別件捜査の可能性]

オランダの博物館が新説

【ブリュッセル=共同】

[アンネの日記]で知られるユダヤ人少女、

アンネ・フランク一家の隠れ家が

ナチスに見つかったのは、

定説となっている密告のためではなく

偶然に行われた別件捜査がきっかけだった

可能性もー。オランダの博物館

[アンネ・フランクの家]が18日までに

こんな新説を発表した。

最近の研究によると、ナチス占領下の

アムステルダムで一家が隠れた建物に

あった会社で、違法雇用や食糧などの

配給券を巡る不正があり、

逮捕者も出ていた。

ナチスの警察はその捜査のために

急襲し[単なる偶然]で隠れ家を

見つけた可能性があるという。

密告説についてはさまざまな

研究が行われてきたが、

密告者はなぞのまま。

博物館のレオポルド館長は

新説が

[密告説を退けるまでのものではない]

とする一方、

[別の可能性も考慮されるべきだ]

と指摘した。

ホロコースト(ユダヤ人大量虐殺)を

進めるナチスから逃れるため

アンネの一家が移り住んだ隠れ家は

建物の上階にあり、

下層階では、隠れ家への入り口を

本棚で隠し、アンネの父の会社などが

業務を続けていた。