[日経/文化往来1121]

ミュージシャンのYOSHIKIさんが

今冬、世界の夢舞台に立つ。

ピアニストとしてオーケストラと

共演するクラシック公演を

米国の音楽の殿堂

カーネギーホールで来年1月に開催

3月にはリーダーを務めるバンド

[X JAPAN]が英国の

ウェンブリー・アリーナで

単独ライブを行う。

[歴史的なショーにしたい]と

話す。クラシック公演では

前哨戦として大阪(12月5日、

大阪城ホール)

東京(同6~8日、東京国際フォーラム)

香港を巡るツアーを開催。

ベートーベンやショパンの

楽曲のほか、X JAPANの曲の

クラシック版などをオーケストラと

披露する予定で[必ず感動してもらえる]

と自信をみせる。

バンドの英国公演も特別な思いで

準備を進める。

1997年の解散後は

[音楽をやめてしまおう]

と絶望したが、

ファンの根強い応援で07年に

再結成し意識が変わった。

[解散前は

《東京ドームでライブして

楽屋にフランス料理が並ぶのが

当たり前》と甘えていた。今は

たとえ裸電球の会場でも、

最大限の演奏をしようと考えるように

なった]原点に返っている感覚があるという

父の自殺を機に

ロックに傾倒し

[破壊的衝動を音楽に昇華させる

ことで救われてきた]という思い。

音楽ができる喜び、

感謝を胸に世界に挑む。