会計不祥事 AIが監視

新日本監査法人は人工知能を

使い、不正会計を防ぐ

次世代監査システムの開発に

乗り出す。

会計士のノウハウをAIに学習させ

企業の帳簿データなどを解析して

不正の疑いがある取引を

チェックする。

2~3年後の実用化を目指す。

会計不祥事が後を絶たないなか

AI活用で不正会計を効果的に防ぎ

監査の質を高める。

次世代システムはAIが2つの

ルートから不正会計をあぶり出す。

まず、企業の帳簿データを解析し

通常より大幅に高い単価での

取引といった不正の兆候を見つける

もう一つは財務諸表の解析。

過去に実際に不正があった

企業の例に照らし、類似する特徴が

ないかを洗い出す。

システムが抽出した情報は

担当会計士や品質管理担当の

部署に報告される。

時間と手間のかかるチェック作業を

AIが担うことで、会計士は

顧客企業との議論に時間が

割けるようになるほか、

減損損失など高度な判断が必要な

業務に集中できるようになる。

開発に向け、21日に

約80人の会計士や技術者で

構成する専門部署を設ける。

[日経1121]