回収金属でメダル 学生奮闘

【東京五輪向け 携帯などから】

[日本経済新聞]

2020年の

東京五輪・パラリンピックの

メダルを携帯電話などから

回収した金属だけで作ろうと

早稲田大学の学生などが

インターネット上で署名を

呼び掛けている。

携帯などの小型家電はさまざまな

金属を含むため新たな資源として

注目されている。

リサイクルへの関心も高めたい考えだ

【小型家電リサイクル】

携帯電話やパソコン、

デジタルカメラなどの

小型家電に含まれる

貴金属やレアメタル(希少金属)

の再利用を促すため、2013年に

施行された、家電リサイクル法の

4品目(エアコン、テレビ、冷蔵庫

・冷凍庫、洗濯機)を除いた

100品目以上が回収対象で、

参加自治体が自由に選ぶことができる

自治体は使用済みの

小型家電を集めて国が認定する

事業者に引き渡し、製錬所などで

取り出した金属をメーカーが

製品に再利用する。

◆環境に配慮した材料の研究者や

企業でつくる団体

〔エコマテリアルフォーラム〕

(茨城県つくば市)が今年1月に

まとめた検討結果によると、

全ての金メダル約1500個の

製作に必要な金は

携帯電話約32万台分で調達できる

さらに銀を含む医療用エックス線フィルムなど

さまざまな廃品を集めれば

銀と銅も含めた全てのメダルを

リサイクル金属だけで製作できる

という。

インターネット署名は

環境問題に取り組む早大と

同フォーラムが協力して

7月に開始しました。

東京五輪・パラリンピック

組織委員会などへの提出に

向けて9月末までに

約1万人分が集まりました。

小型家電リサイクル法に基づく

国の認定業者がある

青森県八戸市、

岩手県一関市、

秋田県大館市も昨年夏、

リサイクル金属をメダルに

活用するよう組織委員会などに

提案しています。