国債保有 400兆円超す

日銀、10日時点

大量買い入れで

[日経]

日銀が12日発表した10日時点の

営業毎旬報告によると、日銀の国債保有額が

初めて400兆円を越えた。

2013年4月からの大規模な金融緩和で

大量の国債買い入れを進めてきたのが主因だ

日銀は9月に金融政策の軸足を[量]から[金利]に

転換したが、日銀による国債購入の限界は

近づきつつある。日銀は毎月10日、20日、

月末時点の日銀の資産や負債および

純資産の内訳を公表している。

日銀の国債保有額は10日時点で

400兆3092億円。内訳は長期国債が

344兆3663億円、国庫短期証券は

55兆9429億円だった。

日銀によると、7日に初めて400兆円を越え

10日時点でもその水準を保った。

前回発表(9月30日時点)に比べ約3兆円

増えました。日銀は13年4月からの

[異次元緩和]で国債の買い入れなど

市場に出回るお金の[量]を拡大させる

目標を掲げてきた。

130兆円強だった日銀の国債保有額は

この3年半あまりでおよそ3倍に膨れあがり

国債全体の発行残高に占める割合も

足元では3分1以上。

市場では1~2年後には日銀が国債を

買えなくなる可能性があるとの

指摘が出ている。大量の国債購入を受け

長期金利は低下傾向が続き、指標となる

新発10年物国債の利回りが7月8日には

一時、マイナス0.300%まで低下した。

こうしたなかで日銀は9月21日の

金融政策決定会合で政策の軸足を[量]から

[金利]に転換した。新たな枠組みの下では

長期金利をゼロ%程度に誘導する目標を設定。

足元で長期金利はマイナス0.1%から

ゼロ%程度で推移している。