日本弁護士連合会(日弁連)は7日

福井市で開く[人権擁護大会]で死刑制度の

廃止宣言を提案する。

日弁連はこれまでも死刑が執行された際に

抗議声明を出してきたが、組織として

[廃止]を打ち出すのは初めて。

大会参加者の過半数が賛成すれば採択される

提出するのは[死刑制度の廃止を含む

刑罰制度全体の改革を求める宣言案]

国連犯罪防止・刑事司法会議が

開かれる2020年までに死刑制度の

廃止を目指すほか、死刑に代わる制度として

仮釈放のない終身刑などを導入することを

盛り込みました。宣言案は

[冤罪で生命を奪われれば、

取り返しのつかない人権侵害になる]と

指摘している。日弁連は11年の

人権擁護大会で死刑廃止について社会的議論を

呼びかける宣言を採択、制度のあり方について

検討してきた。死刑を事実上廃止する国が

世界的に増えていることも踏まえ

[死刑制度と決別すべき時期が到来している]

として宣言案を出すことを決めた。

ただ弁護士の中には廃止に慎重な意見もある

犯罪被害者支援弁護士フォーラムは

3日東京都内で記者会見し

[死刑制度の是非について

一方の立場から宣言を採択することは

個々の弁護士の思想・良心の自由に

対する侵害]などとして反対を表明した。

[日本経済新聞104]