【通訳案内士】

登録2万人、大都市に偏在


◆日本を訪れる外国人観光客に

観光地や文化を案内するガイドのこと。

2016年4月時点の登録者は約2万人。

語学力だけでなく、日本の歴史や地理、

文化といった観光にまつわる幅広い知識が

求められる。

直近の政治や経済の事情についても

精通しているのが望ましい。

試験はフルアテンドが前提。

試験は英語のほか、フランス語、

スペイン語、ドイツ語、中国語、韓国語

などで受けられ、15年度は2015人が

合格しました。

難易度は高い。


◆1949年に施行した

通訳案内士法では報酬を得て通訳ガイドを

するには、通訳案内士の資格が

必要としており、業務独占の規定を

設けている。

現行では無資格者の通訳ガイドはできない

戦後まもなくにできた仕組みで

日本に良い印象を持って帰国してもらう

狙いのほかに、悪質業者を防ぐ目的もあった。


◆最近では単に観光地を巡るだけでなく

日本の伝統を味わう着付けや陶芸といった

体験型旅行も人気になっている。

地方を訪れる外国人も増えているのに

通訳案内士の4分の3は

東京など大都市に偏在している。

外国人の観光需要に対応しきれていない。


[日本経済新聞/きょうのことば]