【核なき世界 決意感じて】

長崎市の原爆資料館は3日

オバマ大統領が

5月に広島を訪れた際に

寄贈した折り鶴の展示を始めた。

11月30日まで。

原爆を投下した国の

現職大統領が被爆地を訪問した

意義を、

長崎市民らにも

受け止めてもらう。

4羽を寄贈された広島市から

1羽を借りた。

展示するのは、赤地の紙で折られた鶴。

広島市の原爆資料館の

芳名録にオバマ氏が

[共に、

平和を広め核兵器のない

世界を追求する勇気を

持ちましょう]と記したメッセージも

あわせて紹介されている。

5月の広島訪問の行事で

オバマ大統領と握手した

長崎市立江平中学校3年の

生徒(15)は展示の除幕式で

[あの大きくて力強い手で

鶴を丁寧に折ったのだろう。

資料館を訪れる人に、

込められた気持ちを

感じ取ってほしい]と話した。

広島市の原爆資料館では

来年1月末まで展示を続ける。

両市が10月1日から

オバマ大統領の地元シカゴで開く

[ヒロシマ・ナガサキ原爆展]でも

1羽を展示する予定だ。

[日本経済新聞9月3日]