富岡製糸場 往時の姿に

群馬県富岡市は22日、

世界文化遺産の富岡製糸場で

繭などの倉庫として使われていた

国宝[西置繭所]の一角に、

後から設けられたレンガ壁を撤去し

最盛期の姿に復元すると発表しました。

10月から本格着手し2019年度内の

完成を目指す。

西置繭所は2階建てで

現在は1階、2階ともレンガ壁で

覆われている。市によると、

生糸の生産量が最も多かった

1974年ごろは1階の北東側に

壁はなく、木製の建具があるだけだった。

その後、外観を美しく見せるために

造られたが、製糸とは関係が薄いため、

壁がなかった当時の状況に戻す。

西置繭所は建設から140年以上がたち

劣化が進んでいるため、

修理や耐震補強も進める。

2階内部は現状のまま保存し、

1階にはギャラリーなどを設けるという。

[日本経済新聞8月23日13版社会38]