屋外でも静脈認証

富士通

手のひらで、車載狙う

[日本経済新聞9月11日]

[手のひら静脈認証]の新技術を開発

これまでは太陽の赤外線の影響から

屋外での利用が難しかったが

高速撮影を繰り返して得た画像を

合成することで認証を可能にした。

センサーの新機種に搭載し

自動車や住宅向けに売り込む。

5年後には年間出荷台数を約2倍の

30万台に増やす。

手のひら静脈認証は

ヒトの手のひらに赤外線を照射し

一人ひとり異なる静脈のパターンを

読み取って個人認証する。

指紋よりも偽造が困難とされ

他人の静脈パターンと誤認する

確率も極めて低い。

国内外の銀行のATMや健康保険証の

本人確認、パソコンのログインなどに

採用されており、FUJITSUは

累計70万台を出荷している。

新技術は静脈パターンの撮影を

高速で繰り返して合成することで

太陽の赤外線の影響が大きい屋外でも

鮮明に静脈パターンを得ることができる。

動作する温度の範囲も広げた。

自動車ではエンジンの始動のほか、

運転者を識別して個人ごとの

座席や情報端末の設定を行うといった

使い方も想定する。

新技術を使ったセンサーの用途を

広げるため、機器メーカー向けの

カード大の組み込み用モジュールの

提供も始めます。