天正遣欧使節の絵を発見

ローマ法王子孫の邸宅で

[日本経済新聞8月14日/ローマ]

九州のキリシタン大名が16世紀後半に

ローマに派遣した

天正遣欧少年使節が

1585(天正13)年に当時の

ローマ法王グレゴリウス13世に

謁見した際の様子を天井に描いた

フレスコ画が、ローマにある

同法王の子孫の邸宅から見つかった。

フレスコ画は1855年ごろ、同法王の

子孫アントニオ・ボンコンパーニ・

ルドビージ公爵の依頼で

画家のピエトロ・ガリアルディが制作。

使節代表格の伊東マンショとみられる

少年の額に法王が口づけする様子などが

描かれている。

その後、新しい天井で覆い隠されて

しまったが、米国ラトガース大学の

ブレナン准教授らが

2012年、20世紀初頭に撮影された

フレスコ画の白黒写真などを発見。

天井に穴を開けて小型カメラを通し、

元の天井に鮮やかな色彩の絵が

描かれているのを確認しました。