海の酸欠で大量絶滅?

2億5000万年前

[日本経済新聞8月19日]

約2億5200万年前(ペルム紀末)

約95%の種がいなくなった

史上最大とされる生物の大量絶滅は、

地球規模で土壌が海に流出し

海洋が酸素不足に陥ったことが

一因だとする研究結果を東北大の

グループが18日、発表しました。

この時代の絶滅は、火山の巨大噴火や

二酸化炭素(CO2)増加に伴う地球温暖化が

原因と考えられてきた。

グループはこうした要因に加え

栄養豊富な土壌が海に流出して

赤潮のようにプランクトンが

大量発生し、酸素不足となって

節足動物の三葉虫や石灰質の殻を持つ

有孔虫の仲間など海洋生物の絶滅を

引き起こしたとみている。

グループは

京都府と宮崎県、イタリア、中国の

ペルム紀末の地層から岩石を採取し分析。

いずれの場所でも、当時海だった位置に

陸上植物由来の有機物を見つけた。

その範囲は海岸から数百キロ、

水深300mほどに達し、

陸から海に大量の土壌が

流出した証拠だとしている。