両陛下

引き揚げ者を慰労

軽井沢の開拓地訪問

【読売新聞8月23日】

天皇、皇后両陛下は22日

静養のため長野県に入り、

軽井沢町の

大日向地区を訪問されました

戦後、満州

(現中国東北部)から

引き揚げた人々が開拓した

地域。

両陛下は昭和の時代から

たびたび訪問してきたが

戦後70年の今年、

引き揚げや入植の労苦を

ねぎらいたいと訪問を

希望されました

両陛下は、

大日向開拓記念館を

視察した後、

引き揚げ者8人と

懇談されました

終戦直前に約800人いた

大日向開拓団は、

引き揚げ中の飢えや寒さで

約半数が死亡しました

両親を亡くし、

2人の弟とともに

命からがら帰国した

小須田あい子さん(83)に

天皇陛下は

『本当に大変でしたね』

皇后さまは

『ごきょうだいを

お守りになったのね』と

優しく語りかけられました

帰国後、

引き揚げ者は

浅間山の麓に入植し

荒野を開墾してきました

陛下は

『入植のご苦労は

多かったでしょう』と

ねぎらわれました

両陛下はその後、

開拓地のキャベツ畑を

散策されました

両陛下は

長年、引き揚げ者の

生活に心を寄せており

戦後70年の今年は

6、7月に

宮城県と栃木県の

開拓地を訪問されています

両陛下は

今月29日まで

軽井沢と群馬・草津で

静養されます