銃撃に屈せず活動

マララさん

ノーベル平和賞

最年少17歳

女性の教育権訴え

【読売新聞 オスロ=柳沢亨之】

ノルウェーのノーベル賞委員会は

10日、2014年のノーベル平和賞を

パキスタンでイスラム武装勢力に

銃撃されながらも

女性の教育権を訴えた

マララ・ユスフザイさん

(17)と

児童労働に反対する

世界的な運動を組織している

インドの

カイラシュ・サティアルティ氏

(60)に授与すると発表しました

生命の危険を賭して子供の権利を

非暴力で訴えてきた行動力などを

評価しました

マララさんの17歳での受賞は

ノーベル賞全賞を通じて

最年少で、未成年の受賞は

初めてとなります

授賞式は12月10日、

オスロ市庁舎で開かれます

【マララさん国連演説の主な内容】

(1)タリバンは銃弾で

私たちを黙らせようとしたが

失敗しました。代わりに数千の

声が生まれました。

(2)私の人生で唯一変わったのは

弱さや恐怖、絶望が消え、強さと

力、勇気が生まれたことだ

(3)私は誰も敵と思っていない

タリバンや全てのテロリストの

子供たちにも教育を受けてほしい

(4)暗闇に閉ざされたときに

光の大切さが、

沈黙を強いられたときに

声の大切さがわかるように

銃を見たとき、ペンと本の

大切さに気がつきました

(5)『ペンは剣よりも強し』と

いうことわざは本当だ。

過激派は本とペンを恐れています

私たちが社会にもたらす

変化と平等を恐れているのだ

(6)教育には平和が必要だ

全ての政府に、テロと戦い、

子供を守ることを求めます

(7)私たちの最も強力な武器で

ある本とペンを手に取り、

無学、貧困、テロに

立ち向かおう

(8)1人の子供、1人の教師、

1冊の本、そして1本のペンが

世界を変えられる

教育以外に解決策はない