住職から頂きました

【華頂】KACHO

2014年 9月号より

-浄土宗の基礎知識-

No. 16

中院【ちゅういん】

お念仏の教えでは、

亡くなればたちまち

浄土に往生して

阿弥陀様のもとに行けます

しかし悲しみが

深ければ亡き人を

想う心が強くなります

そこで回向をして往生を

確信したいという

気持ちになるのです

また往生しているなら

浄土の品位が進み、

悟りを増すと言われます

中陰は亡き人の為にも

大切な期間なのです

死亡した日を入れて

7日目が初七日であり、

二七日、

三七日と7の倍数を数え

七七日を四十九日といいます

この日は

満中陰であり、

忌明けをします

一般には7日間を一期として

各期に善悪が諮られ

次の生が決定されると

信じられていました

7日間ごとの中陰のお勤めの

功徳によって

よき計らいを

受けようとするのです

また三月越しになる場合は

「身つきになる」といわれ

不幸なことが自分に着くという

理由から中陰を

五七日で切り上げることが

あります

信じるに足らないことであり

たとえ五七日で

忌明けをしても

遺族は忌中の気持ちを忘れず

身内だけでもお勤めは

していただきたいものです