慰安婦報道

朝日新聞32年後の撤回

強制連行証言は「虚偽」

5日朝刊で、同社のいわゆる

従軍慰安婦問題を巡る報道について

誤りがあったとして一部を

取り消す記事を掲載しました

取り消したのは

「女性を強制連行した」との

証言を紹介した記事

同社は1982年から90年代初めに

かけて、確認できただけで16回掲載

したが、裏付けが取れなかったとして

初報から32年後の異例の

取り消しとなりました。

【朝日新聞記事のポイント】

☆慰安婦にするために

「女性を強制連行した」との

証言記事を取り消す

☆元慰安婦の証言を紹介した記事に

事実のねじ曲げはなかった

☆政府は狭義の「強制連行」を

認めていないが、女性の尊厳が

傷つけられたことが問題の本質だ

☆1992年に報じた記事

「慰安所 軍関与示す資料」は、

宮沢喜一首相の訪韓時期を

狙ったわけではない

【朝日新聞こそ問題の直視を】

慰安婦問題の本質を直視することは

勿論大切だ。だが、吉田清治氏に

よる常識外れの証言を裏付けもなく

大々的な記事にしたり、慰安婦と

挺身隊を混同したりするような

でたらめな報道をしたことこそが

議論を混乱させ、問題の本質を見え

にくくしたのではないか。 

朝日新聞はその事も直視し、

反省してほしい。ずっと以前から

指摘されていた誤報だが、

もっと早く検証し、誤りを

認めてほしかった。そうしていれば

この問題でここまで日韓関係が

おかしくなることはなかったのでは

ないか

日本政府は民間の基金による

「償い金」や、首相が

元慰安婦にお詫びの手紙を書くなど

この問題を女性の

人権、尊厳の問題として、

誠実に対応してきたと

思います。ただ、日本は、

この誤報によって生まれた

日本軍による朝鮮人女性の

「強制連行」というイメージに

大変苦しんでいます

誤った歴史認識に基づく

イメージだが

いったん付いてしまった

イメージを変えるのは容易ではない。

そのイメージを

修正しようとすると

女性の人権や、

尊厳の問題をごまかすための

努力だと誤解されてしまうのが、

辛いところだ。

やはり、この報道は日本の

国益を少なからず

傷つける報道だったと思います

一体、何故そういう

報道になったのかだけでなく、

過ちを認めるのに

何故ここまで時間がかかったのか。

責任ある報道機関として、

二重の反省と

検証が必要になるだろう

【坂元一哉 大阪大教授(外交史)】

【読売新聞8/6】