殺処分キリン 解体を公開

デンマークの首都コペンハーゲンの動物園が

オスのキリンを銃殺した上で、来園中の親子の前で解体し、

その肉を園内のライオンに食べさせた。

動物園は、近親交配を避けるための殺処分と説明するが、

動物愛護団体や英米などのメディアが猛反発する騒ぎとなりました。

「マリウス」と名付けられた1歳半のキリンが殺処分されたのは

2月9日。動物園が殺処分の予定を発表した直後から、

デンマークの動物愛護団体がインターネット上で中止を求める

署名運動を始め、数千人が賛同しました。

「欧州動物園水族館協会」は、

種を健全な状態で長期保存するため、近親交配を避けるための

殺処分を行うことを認めています。

9日の殺処分の様子は、英米のテレビで放映され、

映像が動画配信サイト・ユーチューブなどに掲載されました。

動物園の責任者をインタビューした英テレビ

「チャンネル4」のキャスターは再三、

「なぜ殺す必要があったのか」

「ライオンが肉を食う残虐な場面を子供に何故見せるのか」と

感情をあらわにして詰め寄りました。

だが、責任者は、銃殺を「キリン全体を健全に保存するためには

必要な措置」と説明し、来園者に見せたことについては

「残虐なのが自然の現実。学びの機会であり、子供たちは

積極的に質問もしました」と反論しています。