原発事故時

受け入れ

「大阪避難」住民一安心

県北部「少し遠い」戸惑いも

福井県内の原子力発電所の事故を想定し、

大阪府が10日、県北部住民の広域避難の

受け入れ態勢を公表しました。

県側の要望を踏まえた上での計画だが、高島市や

長浜市の住民からは

「ありがたいことだが、やや遠い印象だ」との声も

聞かれました。県は、事故時に想定される独自の

放射性物質拡散予測結果に基づき、

高島市の3万人、長浜市の2万8000人について、

広域避難が必要な事態もあるとみて、

関西広域連合にいざという時の受け入れを要請。

大阪府を受け入れ先として調整が進んでいました。

今回、示された大阪府のプランでは、原則として

高島市からの避難者を府北部、長浜市は府南部で

受け入れる。県原子力防災室は

「非常にありがたい申し出だ」と歓迎しています。

ただ、情報が唐突に明かされることに戸惑いを見せる

住民も。高島市マキノ町の在原地区は

大阪府北西端の能勢町が避難先になります。

同市防災危機管理課の担当者は

「現実的な視点に立てば、大阪だけでなく岐阜県や

愛知県への避難も考えなければならないだろう」とした。

(読売新聞2/11 滋賀版 角川哲郎、宮明敬)