胸もと光る涅槃像

大津市の浄土宗・新知恩院で、

胸に水晶をはめ込んだ鎌倉時代初期(13世紀前半)の

釈迦涅槃像(長さ12.8cm)が見つかり、

同市歴史博物館が1日、

発表しました。頭部の作風などから、同館は、

仏師快慶(生没年不詳)の工房で作られた

可能性があるとみています。

釈迦の入滅(死)を表したこの涅槃像は、

香木の白檀に彫られ、顔や足などに

金泥で彩色が残る。

仏典には

「釈迦は入滅の際に光を放った」と記され、

同館は

「この状態を表現しようとしたのではないか」とし、

頭の螺髪や耳、理知的な目などの特徴から、

快慶と関わりがあると推定しました。

新知恩院は、浄土宗総本山・知恩院(京都市東山区)が、

応仁の乱(1467-77年)の戦災を免れるため寺宝を移しました。

8日から同館で像を公開します。

お問い合せは同館へ

(読売新聞2/2)