伊吹山 5月から入山料

300円試験導入、強制せず

滋賀県や米原市、環境省などでつくる

「伊吹山自然再生競技会」が28日、

米原市春照の同市役所伊吹庁舎で開かれ、

伊吹山(1377m)で夏山シーズンが始まる

5月から、

試験的に入山料を徴収することが決まりました。

来年4月から正式に導入することを視野に入れ、

課題や運用方法を探ります。

伊吹山には固有種のイブキタンポポをはじめ、

高山植物を含む約1300種の植物が自生。

協議会は2008年 5月に発足し、

動植物が育ちやすい環境や景観の保護を進めています。

しかし、近年は伊吹ドライブウェイなどを利用して

年間30万人が訪れる観光地になりました。

群生地の踏み荒らしや

外来種や低木による浸食、ニホンジカなどの

食害によって、年々保全が難しくなっているという。

協議会は受益者負担の方法を探ってきたが、

強制しない「協力金」の名目で、

中学生以上から1人300円を徴収します。

伊吹山ドライブウェイ側に2ヶ所、登山道側の伊吹山観光案内所前に

1ヶ所の計3ヶ所に徴収員を配置し、募金箱も設置します。

実施期間は5~11月の土、日、祝日など60日程度。

6割が応じるとの想定で、3240万円を見込んでいます。

*主な使途として

植生の回復

登山道の整備

公衆トイレの改修

などを検討しています。

同協議会事務局は

「試験期間の状況を確かめながら、保全に役立つ使い方や

課題を見極めたい」としています。