インドに円借款2000億円

安倍首相、首脳会談で表明

安倍首相は25日夜、ニューデリーで

インドのシン首相と会談し、

ニューデリーの地下鉄整備などのため約2089億円の

円借款を供与する考えを表明しました。

両首脳は、原子力協定の早期妥結や安全保障分野などの

協力強化に関する共同声明に著名しました。

共同声明では、日本からの原発輸出に向けた

原子力協定交渉の継続、新幹線技術の輸出をにらんだ

インド西部のムンバイ-アーメダバード間(約500キロ)の

高速鉄道計画に関する共同調査の加速などが、

盛り込まれました。

安全保障分野では、海上自衛隊とインド海軍による

3回目の共同訓練を、年内に日本近海で行うことや、

国家安全保障会議(日本版NSC)の谷内正太郎国家安全保障顧問の

定期協議を新設することなどで合意しました。

中国の一方的な防空識別圏設定などを

念頭に、国際法などに基づく上空飛行の自由、

民間航空の安全の重要性でも一致しました。

また、来日インド人を増やすため、日本政府が

査証(ビザ)の発給要件を緩和することを認めました。

安倍首相のインド訪問は、

第1次内閣の2007年以来、2回目。

今回の訪問には、東芝や日立、JR東日本など

財界関係者25人も同行しており、

官民一体で日本企業のインドへの投資拡大を

図りたい考えだ。