墨書土器 歴史ひもとく

野洲 須恵器など83点

野洲市の銅鐸博物館で

墨で文字や記号が書かれた土器を展示するテーマ展

「墨書土器ー器に記された文字」が始まりました。

2月2日まで。

墨書土器は木簡などと共に、出土した遺跡の性質や

特徴などを探る手がかりとなります。

出土する例が少なく、県内約4000ヶ所の遺跡のうち、

162ヶ所しか見つかっていません。

今回は、野洲市のほか、草津、栗東、守山各市にある

9ヶ所の遺跡から出土した83点を展示しました。

主に8~9世紀の須恵器や土師器で、

北桜遺跡(野洲市)の約10点は初公開という。

奈良時代後半から平安時代初頭の須恵器お杯や蓋には、

「佛」「寺」などの文字が書かれ、近くに寺院があったことを示すと

いいます。このほか、人の顔や、「麻呂」など人名、

「高野郷」などの地名に関する表記、「十」「大」など

呪術のような意味合いが込められた文字などが見られます。