世界経済成長率 3.2%

世銀14年見通し

先進国回復、上方修正

世界銀行は14日、半年に1度まとめる世界経済見通しを

公表しました。2014年の世界全体の実質国内総生産(GDP)の

前年比伸び率は3.2%と前回13年6月時点の予想(3.0%)を

0.2ポイント上方修正しました。

先進国全体で成長が強まるためで、

13年の2.4%から加速します。

15年も3.4%と0.1ポイント上方修正しました。

米連邦準備制度理事会(FRB)が量的緩和策の

縮小を始めた米国は14年の見通しを2.8%のまま

据え置きました。歳出削減の影響の緩和や住宅投資の拡大で

13年(1.8%)から加速します。

カウシィク・バス世銀上級副総裁は記者会見で

「量的緩和の縮小は米経済の回復を示すものであり、

新興国や途上国への影響も穏やかだろう」と述べました。

日本の14年は前回予想と同じ1.4%。

消費税増税が行われても、日本銀行の金融緩和や円安により、

回復が引き続き支えられると分析しました。

ただ、報告書は「構造改革なしに回復は続かない」と指摘しました。

財政不安の影響が和らぐユーロ圏は14年を1.1%と

0.2ポイント上方修正しました。

一方、中国は政府による投資依存の縮小などにより

0.3ポイント引き下げ 7.7%としました。