「希少糖」を大量生産

血糖値上がりにくい効果

体重が気になる人や、糖尿病患者が、安心して

食べられる甘味料が身近になりそうだ。

カロリーゼロで、血糖値の上昇を抑える効果が

あるとされる甘味料「D-プシコース」(Dプシ)の

大量生産が実現します。

コストダウンにより、1kg当たり10万円以上した

価格は、一般の家庭でも手が届く数千円まで下がる。

Dプシは自然界にわずかしか存在しない「希少糖」の

一種で、砂糖の7割程度の甘みを持つ。

食後に血糖値の上昇を抑えるほか、内臓脂肪の蓄積や

動脈硬化を抑制する効果があるとの研究が報告されています。

ダイエット食品や糖尿病患者向けの甘味料、

特定保健用食品(トクホ)の素材としても注目が高まっています。

Dプシは果物などに含まれる果糖を酵素と反応させて作る。

これまでは効率的にDプシを生成する酵素がなく、

高価だった。今回、でんぷん加工大手の

松谷科学工業(兵庫県伊丹市)が、

新たに発見した酵素を使って

月間200tを生産する技術の開発に成功しました。

2014年度中に売り出す。

Dプシは、ほかの甘味料に少量含まれていても、

血糖値の上昇抑制などに一定の効果を示す。

このため、Dプシなど希少糖を15%含むシロップ

「レアシュガースウィート」を開発し、

12年6月から食品メーカーなど法人向けに販売しています。

昨年8月に家庭向けにこの希少糖15%のシロップを

発売すると、注文が殺到し、受注を一時ストップする人気になった。

大量生産後は、Dプシ100%の粉末が家庭向けに販売できる

【希少糖】

自然界には微量しか存在しない希少糖。

Dプシのほか、虫歯になりにくい甘味料として

知られる「キシリトール」や、

天然の糖アルコールでカロリーのない

「エリスリトール」など50種類以上あります。