400年の恋 鮮やかに

豊臣秀吉の妻ねねゆかりの高台寺

(京都市東山区)で、安置している秀吉とねねの

木像が造立後400年を経て初の本格的な修復を受け、

往時の彩色が蘇りました。

観光キャンペーン「京の冬の旅」

(同市観光協会など主催)に合わせ、10日から

公開されております。

同寺は秀吉の菩提を弔うため1606年にねねが開きました。

秀吉像は高さ70cm、ねね像は同60cm。

寺の創建と同時期の作とみられます。

参拝者が秀吉とねねをしのんで手を合わせてきたが、

傷みが激しく、文化財修理を手がける工房

「さわの道玄」(同市中京区)に寺が修復を依頼していました。

造立時とほぼ同じ顔料を使い、秀吉像は白い衣に

「小葵」、藤色の袴に「八ツ藤」の文様をそれぞれ復元しました。

ねね像も、金箔で唐草文様を施した緑の袈裟「大掛絡」を纏い

艶やかな姿に戻りました。

同寺の真神啓仁執事は

「仲むつまじいお二人を思い浮かべてお参りして

頂きたい」と話しています。