文楽「勝負の年」

初春公演が開幕

国立文楽劇場

今春、創立30周年を迎える

国立文楽劇場(大阪市中央区)で3日、

初春文楽公演が開幕しました。

開演に先立ち、劇場前では恒例の

鏡開きも行われ、「二人禿」の人形らによるお酌で

約5000人のファンに祝い酒が振る舞われた

晴れ着姿の女性も多く、近くの黒門市場からは

お祝いの「にらみ鯛」も届いて、

劇場は華やかなムード。

ただ、この公演の集客数で、大阪市が

文楽協会に支給する運営補助金の額が

決まるとあって、関係者には緊張感も漂う。

技芸員最年長の人間国宝、

竹本住大夫さん(89)は、

挨拶で「文楽はここしばらく重大危機が続いております。

今年が勝負の年。大阪市にはもうちょっと

芸術文化に理解を持ってほしい。

私たちに元気を与えてください」と訴えました。

初日は昼の部、夜の部ともに完売の好調な

滑り出し。

公演は26日まで。