鉄道トンネル 湧き水発電

JR西日本は、北陸線の北陸トンネル

(福井県敦賀市、全長約14キロ)から

湧き出る水を使って発電する実証実験を来年1月中旬に

始めます。トンネルの湧き水は水量が安定し、

発電に適しているという。

実験を踏まえ、他のトンネルにも広げ、余った電気を

電力会社に売ることも検討します。

実験では、少ない水量でも使える水車型の発電機を排水路に置く。

1年強かけて発電効率を上げる最適な水量などの条件を探ります。

北陸トンネルの南側では、毎秒ドラム缶約1本分(180㍑)の

湧き水が出ているが、排水路に流しています。

発電で活用すれば、年間約1万キロワット時と、

一般家庭3世帯分の消費電力にあたる電気が

生み出せる見通しだ。近くにあるJR西の事務所での照明などに

使います。用水路や小川など

水量や落差が少ない場所でも発電できる小水力発電はゴミの

除去に手間がかかったり、降水によって発電量が大きく変わったりすることが

普及の妨げになっています。

JR西の管内にはトンネルが計1195ヶ所ある。

うち1割程度で湧き水が流れており、順次、導入を検討します。