久子さまの母 仏勲章
高円宮久子さまの実母、
鳥取二三子さん(86)(東京都)が、
仏政府から
最高勲章レジオン・ドヌール
(オフィシエ)を授与されることになりました。
日仏交流団体
「フランス語婦人会」の会長や
役員を務めるなど、
長年にわたり日仏の友好親善に大きく
貢献されたことが評価されました。
オフィシエ章は、
日本人女性では極めて高い評価です。
二三子さんの家族は、
曽祖父から4代続けて仏とゆかりが深く、
二三子さんは、
「父や祖父らの功績も含め評価されたのでは
ないでしょうか。主婦として生きてきた自分が、
まさかこのような勲章をいただけるとは
思いませんでした」と話しておられます。
二三子さんは1927年、外交官で、
後に国際儀礼の大家と呼ばれた
友田二郎氏の長女として誕生。
父の転勤に伴い、少女時代の多くを
仏マルセイユやリヨンで過ごされました。
25歳の時、商社マンだった鳥取滋治郎氏と結婚。
鳥取氏の仕事の関係で
72~76年にパリに在住し、
堪能な仏語を生かして社交界で活躍されました。
帰国後は
「フランス語婦人会」に所属。
同会が作成した来日フランス人向けガイド本の
編集に携わるなど、
長く日仏友好の懸け橋となってこられました。
二三子さんの母方の曽祖父は
明治初期に仏式の陸軍を創設しようと
尽力した曽我祐準子爵、
祖父は、仏のエリート校
「エコール・ポリテクニーク」を卒業し、
後にパリ講和会議などに関わった
曽我祐邦子爵。祐邦氏、友田氏とも
レジオン・ドヌール勲章を受章しています。
今年9月の国際オリンピック委員会(IOC)総会で
仏語で挨拶した久子さまは
「フランス語は母の方が上です」と
話され、受章を喜ばれています。
叙勲式は27日、
東京都港区の仏大使公邸で行われました。