米国元駐日大使
フォーリー氏死去
米国のトーマス・フォーリー元駐日大使が
先月18日、ワシントン市内の自宅で死去しました。
AP通信など複数の米国メディアが伝えました。
84歳だった。
昨年12月に脳卒中を患い、療養を続けていました。
ワシントン州出身で、
1964年に民主党から下院議員に初当選し、
同党下院院内総務、下院議長などを歴任しました。
94年の中間選挙では現職議長ながら落選しました。
その後、クリントン政権時の97年11月に
駐日大使に就任し、2001年3月まで務めました。
大使就任前から米国政界きっての
知日派として知られ、96年には議員交流を通じて
日米関係の円滑化に貢献したとして、
勲一等旭日桐花大授章を受章しました。
大使としては、
沖縄県の米軍普天間飛行場移設問題や、
日本市場の規制緩和問題などに取り組みました。
00年の沖縄サミット(主要国首脳会議)を巡っては、
沖縄県での開催に消極的だったクリントン大統領に
歴史的意義を説いた人物でもあります。
離任直前の01年2月には
ハワイ沖で実習船「えひめ丸」と
米原子力潜水艦の衝突事故が発生し、
対応に奔走しました。
離任後も再三訪日し、知日派の大物として
存在感を示しました。
ご冥福をお祈り申し上げます