トランス脂肪酸「安全でない」
米当局規制へ
心臓病の原因と指摘
米食品医薬品局(FDA)は7日、
マーガリンなどの加工食品に含まれる
トランス脂肪酸の規制に乗り出す方針を明らかにしました。
心臓病の原因になると指摘されており、
「安全ではない」と判断しました。
トランス脂肪酸を含む食品の販売はFDAの許可制となり、
販売禁止になる食品も出てくる見通しだ。
60日間、国民から意見を募集したうえ、
正式に決めます。
トランス脂肪酸は、液体の油を固体に
変える際に生成する分子で、
ケーキや揚げ物などにも含まれます。
体内に入ると、
血液中の悪玉コレステロールを増やし、
善玉コレステロールを減らす
働きがあるため、
摂取しすぎると動脈硬化が進行、
心臓病になりやすくなる。
米疾病対策センター(CDC)は、
トランス脂肪酸の規制で年間2万人の心筋梗塞を防ぎ、
心臓病による死者を7000人減らすことができると推定しています。
世界保健機関(WHO)は1日あたりのトランス脂肪酸の
摂取量の1%未満に抑えるよう
勧告しています。
日本人の平均的な食生活では
0.5%以下にとどまるが、
脂っこい食事を好む米国では1%を越えることも
多いという。