米国務長官、サウジアラビア訪問
対イランで溝 関係修復図る
中東などを歴訪中のケリー米国務長官は4日、
サウジアラビアの首都リヤドでアブドラ国王と会談しました。
長官は会談後、サウド外相との共同記者会見で
「我々の関係は戦略上重要で持続的だ」と
述べ、米国のイランへの姿勢などに不満を抱くサウジへの
配慮を強調しました。
ケリー長官は
「イランに核兵器の獲得を許さない」とも述べ、
シリア情勢を巡る認識でも
「(サウジとの)相違はない」としました。
サウジは先に、アサド政権の化学兵器廃棄を受け入れで
米国が対シリア攻撃を回避したことや、
穏健派政権が誕生したイランに融和策を取り始めたことに
不満を募らせ、対米路線の大幅見直しに言及していました。
米国がサウジとの
関係修復に取り組むのは、
サウジが世界有数の産油国で、米国の中東政策で最も
重要な同盟国であるためだ。
一方、サウド外相は記者会見で、
米国を「友好国」と述べながらも、
「真の関係とは儀礼的な挨拶ではなく、誠実さ、
率直さに基づく」とし、
米国の姿勢を見守る考えを示しました。