勘三郎さんのドキュメンタリー


全国の芝居小屋で上映へ


昨年12月、 57歳で惜しまれつつ亡くなった


歌舞伎俳優の十八世中村勘三郎。


生前の勘三郎、その一家を追った


ドキュメンタリー番組の映像から製作した


「映画 中村勘三郎」が、


11月末から12月にかけて全国の芝居小屋12ヶ所で


上映されます。


北は福島から南は熊本まで。


勘三郎さんが公演を行った小屋などで


故人をしのぶ。


勘三郎さんは生前、全国各地の芝居小屋に思い入れが深く、


襲名披露興行などで積極的に公演を行い、


地域の活性化に尽力しました。


今回、10年以上にわたって収録した映像素材を基に


製作した映画を、故人の意思をくみ取って


各地の小屋で上映します。


息子の中村勘九郎さんは


「父の襲名興行を、昔の芝居小屋の息吹の残る各地で


行ったことを思い出す。今回の上映を父も喜んでくれると思う」と話す。


七之助さんも


「私も父と一緒に小屋を回ったので、


懐かしみながら映画を楽しみたい。


各地の小屋に父の気持ちが生き続けていると今回分かった」と


感慨深げに語りました。


映画上映を行うのは、


朝日座(福島)、共楽館(茨城)、ながめ余興場(群馬)、鶴川座(埼玉)、


でか小屋(石川)、明治座、相生座、東座(岐阜)、


永楽館(兵庫)、春日座(岡山)、内子座(愛媛)、八千代座(熊本)


映画は12月以降、東京・銀座の東劇でも上映予定。