小林一三青春の日記発見
阪急電鉄の創業者で、
宝塚音楽学校の基礎となる宝塚唱歌隊を
設立した小林一三(1873-1957年)
15歳で故郷から上京し、
慶応義塾で過ごした日々を記した日記、
20代の頃に書こうとした小説の筋書きなどが
阪急文化財団の調査で新たに確認されました。
同財団が保管する資料の中から見つかりました。
日記は1888年(明治21年)1月1日から10月16日までで、
現在の山梨県韮崎市出身の小林は、
1月10日に実家を出発、甲州街道を通って上京。
同29日にいったん帰郷し、2月に再び上京して
慶応義塾に入学した後、
学内で演説のクラブを設立し、幹事となったことなども
記されていました。
小林は17歳で地方紙に小説を連載するなど、
文学青年だったことも知られています。
今回、発見された小説の筋書きは、
「合名会社三井銀行」と印刷された用紙などに
書かれており、20歳で三井銀行に入社後も
創作意欲を持ち続けていたことが伺えます。
同財団の理事は
「これまでは25歳から亡くなる直前までの日記しかなかった。
慶応義塾での活動などが詳しく分かる貴重な発見」と
話しています。
日記などは11月17日まで
逸翁美術館(大阪府池田市)で
開催中の秋季展
「小林一三と松永安左エ門」で展示致します。
お問い合わせは
(072)751-3865