モザンビーク平和願い「武器アート展」
武装解除の一環
内戦の現実今に
回収銃80万丁
対戦車ロケット砲やライフル、
拳銃などの武器を回収し、解体してアート作品へと
変身させる。1975年にポルトガルから
独立後、92年まで内戦が続いた
アフリカ・モザンビークの画期的な武装解除の
取り組みだ。国立民族学博物館(民博・大阪府吹田市)で
開催中の企画展
「武器をアートにーモザンビークにおける平和構築」では、
さびついた銃身などが生々しい作品約20点が、
戦争の現実と平和を願う人々の思いを感じさせます。
モザンビークでは、独立翌年の76年から政権政党と反政府組織の
間で内戦が行われてきた。内戦終結から20年を経ても、数百万丁の銃器が
国内に残っているとされ、今でも地面に埋められた銃などが大量に
発見される。住民からの訴えを聞いたキリスト教の司教の発案で、
95年から武器を農具や自転車などと交換するプロジェクト「銃を鍬に」が
始まりました。97年からは銃身や弾倉などを溶接してアート作品を
つくるようになり、一部は大英博物館が所蔵。このプロジェクトで
回収された銃は、これまでに80万丁にのぼるといいます。
企画展は11月5日まで。
10月 19日午後 1時30分からは、
民博講堂でみんぱくゼミナールが開かれます。
参加無料。
お問い合わせは民博
(06-6876-2151)