人形浄瑠璃文楽の義太夫節を創始した
竹本義太夫(1651-1714)の
三百回忌法要が先月28日、
墓所がある超願寺
(大阪市天王寺区)で営まれました。
建て替えられた墓石の前で、
人間国宝の太夫、竹本住大夫さん(88)らが
先達の遺徳をしのびました。
この日は、文楽の演者ら約100人が参列し、
人形も焼香に加わりました。
午後からは、義太夫の供養塔が修復された
四天王寺(同区)でも法要があり、
文楽の継承を誓いました。
江戸時代に大阪・道頓堀で竹本座を旗揚げした
義太夫は、座付き作者の近松門左衛門と組んで
「曾根崎心中」を大当たりさせるなど、
語りと三味線による義太夫節と、
人形芝居からなる、後の文楽の基礎を築きました。
老朽化していた墓石や供養塔は、
演者らが勧進特別公演を開くなどして寄付を募り、
修復されました。