首相、財政再建説明へ
G20開幕 シリア情勢も議論
主要20ヶ国・地域首脳会議(G20サミット)が
5日夕(日本時間5日夜)、
当地で開幕しました。初日の討議で、
安倍首相は、
自身の経済政策「アベノミクス」の
成果を強調するとともに、
8月に策定した
「中期財政計画」を説明し、
財政再建に取り組む姿勢も示しました。
安倍首相は5日夜(日本時間同日深夜)の
世界経済に関する討議で、
「日本経済の成長が世界経済への
最大の貢献だ」との考えを示す。
大胆な金融緩和や機動的な財政政策によって景気が
上向き、デフレ状況でなくなりつつあると訴え、
アベノミクスの「3本目の矢」である成長戦略の意義も
強調する。
同時に、8月に閣議了解した中期財政計画を説明する。
借金に頼らずに政策経費をまかなえているかどうかを
示す基礎的財政収支(プライマリーバランス)の赤字を、
2020年度までに黒字化するという国際公約の達成に向けた
決意を示す。
緊迫化しているシリア情勢は、会議の公式な議題とは
なっていないが、議長役のプーチン露大統領の意向で
議論される見通しだ。
シリアに対する軍事攻撃の準備を進めるオバマ大統領は、
化学兵器使用に対する罰と再使用阻止のための
限定攻撃に対し、同盟国を中心に理解を求める構えだ。
これに対し、シリアに近いロシアは批判を強め、
中国財政省の朱光耀次官も5日、当地で記者会見し、
軍事攻撃は
「世界経済に負の影響を与え、石油価格高騰を引き起こす」として
反対の立場を示しました。その他、新興国の多くは
軍事攻撃反対で足並みを揃える方向だ。
(THE YOMIURI SHINBUN: 9/6(FRI) 1/13S)