キトラ石室 見納め 一般公開
奈良県明日香村のキトラ古墳
(7世紀末~8世紀初め)で18日、
石室の一般公開が始まりました。
事前に申し込んだ約450人がガラス越しに、
盗掘穴の開いた南壁や
穴から見える石室内に目を凝らしました。
25日まで、計約3600人が参加します。
訪れた人たちは、キトラ古墳と
高松塚古墳(8世紀初め)の壁画の
保存処理が続く村内の修理施設で、
文化庁の担当者らから説明を受けた後、
キトラ壁画の四神・朱雀と、
高松塚壁画の西壁女子群像(飛鳥美人)が
初めて並んだ様子を見学しました。
続いて、
約1.2キロ南のキトラ古墳まで車で移動し、
覆い屋の中で、近く埋め戻される石室を観察しました。