弥生期に遊牧民の銅剣
滋賀・高島で鋳型出土 日本初
滋賀県高島市の上御殿遺跡で、
弥生時代中期(紀元前2世紀~後1世紀)頃の
銅剣の鋳型が出土し、
県文化財保護協会が8日発表しました。
銅剣を復元すると、
中国北方で出土している春秋戦国時代
(紀元前770年~同221年)の
遊牧民族の短剣と似ており、
日本では出土例のない珍しいデザイン。
中国大陸から
直接影響を受けた可能性もあり、
青銅器文化の伝来ルートについて議論を呼びそうだ。
【上御殿遺跡】
日本海の若狭湾から約30㌔の位置にあり、
おもに古墳ー平安時代の建物跡や祭祀具などが出土。
近くには朝鮮半島の影響を受けた金銅製の冠や沓を副葬していた
鴨稲荷山古墳もあり、一帯で海外との交易が盛んだったことを
うかがわせる。
6世紀前半に即位した継体天皇の出身地としても知られます。