山鉾の振る舞い茶 復活
祇園祭 きのう巡行
17日の京都・祇園祭山鉾巡行で、
山鉾の一つ「太子山」による振る舞い茶が
半世紀ぶりに復活する。
本来、巡行は茶や弁当を楽しみながらゆったり街を
練ったという。点てるのはわずか二腕の抹茶だが、
太子山保存会の関係者は
「往時の風流を感じてほしい」と話す。
江戸期から太子山では、茶道具を納めた箱
「荷茶屋」をてんびん棒で担ぎ、昼食時に釜で湯を
沸かしました。
1966年、交通事情などに考慮して「先祭」と「後祭」の
巡行が一本化されると、太子山も
「気ぜわしい」との理由で荷茶屋の参加をやめました。
来年、祇園祭山鉾連合会は後祭を復活させる計画で、
同保存会は本来の姿を蘇らせるため、
振る舞い茶の復活を決めたそうです。
当日、鉾が交差点を曲がる3回の「辻回し」のうち、
2回で列が止まる10~30分の間に、
宇治茶専門店「かねまた」店主が
一腕ずつ茶を点てる予定とされています。