伝統芸/歌舞伎入門(1)


(世界は舞台。男も女もみんな役者にすぎない)


おなじみのシェークスピアの名ぜりふである。


人生においては誰もが何らかの役を演じているという意味だが、


この演目の主人公・一條大蔵長成ほど、


大芝居を打って周囲を欺き続けた人はいないだろう。


平清盛が栄華を極めた平安末期。


宿敵・源義朝を討ち、その愛妾・常盤御前を


我が物にした清盛は、常盤を長成にめとらせる。


舞・狂言に興じる阿呆公卿との評判に安心しての


沙汰だった。


「20年来作り込んだる、こしらえ阿呆」というだけあって


長成の"役者ぶり"は相当なものだ。


片岡仁左衛門が、あどけないしぐさと愛嬌たっぷりの表情、


台詞回しで観客の笑いを誘う。


終盤、本当は聡明な長成が、打倒平家の真意を隠すために、


演技していたことが分かる。権力者の弾圧を免れて、


生き延びるため、自らを偽る男の悲劇性は、


世渡りのために(本当の自分)と(与えられた役)との相克を


生きる現代人にも、哀感を迫ってくる。(讀賣新聞:坂成美保)




歌舞伎「関西・歌舞伎を愛する会 第二十二回 七月大歌舞伎」


【日時】7月28日(日)まで


【場所】大阪松竹座


「鬼一法眼三略巻」の4段目にあたる。


源義経の母・常盤御前(片岡秀太郎さん)を妻に迎えた


一條大蔵長成(仁左衛門さん)は、


源氏方の旧臣・鬼次郎(中村橋之助さん)の妻で、


舞の名手であるお京(片岡孝太郎さん)を


召し抱える。お京の手引きで長成の屋敷に


忍び込んだ鬼次郎は、平家への恨みを


忘れて遊興にふける常盤を責め立てる


共演は、片岡我當さん、中村翫雀さん、福助さんら


TEL (0570)000-489




↑ 私は歌舞伎を先日、1回観ただけなので


これから観に行こうと思われる方々へ


ちょっと、ご参考にと思いまして(余計なお世話でしょうな)


言葉の一つ、一つが難しいんですよねぇぇ


「日本語」って奥深いです。


外国人の方、「能楽」や「歌舞伎」の理解が出来たら


上級者ですよォォ


だって、日本人でも「ムム・・」って感じの人いますでしょ


体の体操ももちろん大切ですが、


頭の体操も必要だなぁぁと最近思います(しみじみと・・・)