後方確認 難しさ体感
高齢者に自転車の安全な乗り方を学んでもらおうと、
大津北署や真野自動車教習所(大津市真野)などは、
同教習所で堅田地区内に住む65歳以上の高齢者約30人を
対象に、自転車の運転を疑似体験できる
シュミレーターを使った訓練などの交通安全教室を開きました。
年齢を経るにつれて衰える能力などを
自覚してもらおうと、23日に開かれました。
画面の映像を見ながらペダルを漕いで
目的地を目指すシュミレーターの訓練では、
後方から来た自転車に追突されたり、
交差点を横切る車にぶつかったりと難しさを
体感しました。署員らから
「後方の安全がおろそかになりやすいので
気をつけて」などとアドバイスを受けました。
また、教習所の教官が講義を開き、
高齢者が気をつけるポイントとして、動いている物を
見分ける動体視力が衰えやすいことなどを説明しました。