沖縄「慰霊の日」園城寺で法要
昭和戦争末期の沖縄で
激しい地上戦が行われ、
犠牲になった20万人あまりを
追悼する「慰霊の日」の23日、
滋賀県大津市の天台門宗総本山・園城寺(三井寺)で
慰霊法要が営まれました。
参列した同寺婦人会などの約20人が
焼香して戦没者を悼み、
平和や非戦への決意を新たにしました。
観音堂に安置した戦没者の位牌を前に、
福家英明長吏(88)ら僧侶13人が般若心経などを唱えました。
法要後、福家長吏は「悲惨だった沖縄戦の様子は
折々に報道される。平和がいかに大切か。
私達が次世代にしっかり伝えていきましょう」と呼びかけた。