若手ソプラノが競演


びわ湖ホールのプロデュースオペラ


「椿姫」が


9、10日に大津市の同ホールで上演される。


イタリアの歌劇場と協力し、イタリア色を


打ち出す。ヒロインを歌う若手ソプラノ


安藤赴美子さん、砂川涼子さんの競演も聴きどころだ。


今年が誕生200年の作曲家ジュゼッペ・ベルディの


中期の傑作。パリの高級娼婦ビオレッタと


青年アルフレードの悲恋を描く。


神奈川県民ホール、東京二期会などとの共同制作オペラの6作品目。


ボローニャ歌劇場の協力で同歌劇場の装置、衣装を使用。


演出はアルフォンソ・アントニオッツィ。


イタリアの現役バリトン歌手でもある。


9日のアルフレード役、フェルナンド・ポルターリはブラジル出身で、


この演出版のボローニャ初演でも歌った。


ビオレッタ役の安藤さんは「難役ですが、全てが美しく、


歌っていて感動の連続。


華やかさと悲しみの明暗をくっきり出したい」と抱負を語る。


10日は初めてビオレッタを演じる砂川さんと、


人気テノール福井敬さんの顔合わせ。


砂川さんは「ドラマとしての力量も要求される役。


素晴らしいテノールの福井さんと共演でき、


本当にうれしい」とコメントした。


両日とも指揮は沼尻竜典さん


管弦楽は京都市交響楽団。


沼尻さんにとって初の「椿姫」全幕だ。


「シンプルな中にいろいろな意味がある作品なので、


数多くのオペラを経験してから指揮することになってよかった」と語る


両日とも午後2時開演、S席(1万5千円)とA席(1万2千円)


お問合せはびわ湖ホール 


(077-523-7136)


ASAHI 文:佐藤千晴