【ASAHI(夕刊) 芸能 2/7 thu 3版 4】


ザ・クロマニヨンズが6日、アルバム


「YETI VS CROMAGNON 」を出した。


LPレコードも同時発売する


http://www.cro-magnons.net/ ←HPをご覧下さい



ボーカルの甲本ヒロトさんとギターのマーシーこと


真島昌利さんにアナログ盤へのこだわりを聞いた。


2009年の「MONDO ROCCIA」以降、アナログ盤も平行して発売。


ヒロトさんは「人間って感動した時に涙が出たり、


鳥肌が立ったりする。レコードを聴いてると、日々、


そういう体験をするんですね」と語る。


全編モノラル録音。スウィンギング・ブルー・ジーンズ、


ジェリー&ザ・ペースメイカーズ、サーチャーズ・・・・・。


敬愛する1960年代の英国バンドにならい、


モノラルを採用するのは自然な流れという。


「ロックンロールバンドはモノラルでガン!ときてた方がいい」と


マーシーさん。CD化の際は、わざわざアナログ盤をプレイヤーにかけ、


そこからダビングしている。ヒロトは言う。


「お料理の味見と同じ。『あ、うめっ!』っていう感じ。


一手間かけた方がおいしかったんだからさ、


料理人としては、それをはしょってお客さんに出すことはできないよ」と


ブルーハーツ、ハイロウズ、クロマニヨンズ。


バンドは変わっても、ヒロトさんとマーシーさんのコンビは変わらない。


そんな2人の関係性の一端をうかがえる逸話が、ファンの間では語り草の


「バッテンロボ丸」事件だ。


ブルーハーツを結成した85年の初春。


ヒロトさんの家に住み着いたマーシーさんがバンドの今後について話していると


ヒロトさんが子ども向け特撮番組の「バッテンロボ丸」を見始めた。


怒ったマーシーさんは、ヒロトさんのテレビを持っていってしまった。


慌てたヒロトさんが誠意を示そうと作ったのが、名曲「リンダリンダ」だ。


ヒロトさんは「マーシーが本気なんだと解った。数少ない友達を悲しませてはいけないと


思ったよ。やっべーと思って、ギターを持って近所の公園で作曲した」と振り返る


悶々としてくすぶっている若い世代に、とメッセージを求めると、


マーシーさんは「悶々としてればいい。全然悪いことじゃない。


死ぬまで悶々とするんですよ」


ヒロトさんが言葉を継いだ。


「混沌。混沌です。途惑いましょうよ、死ぬまで。


そして、イラついてさ。何も解決しないですよ」(文:神庭亮介)


ロックは、モノラルでガン!



京都会館第二ホールへ友人と行ったのが、


もう25年前?


「あの頃は」 (笑)