2002年08月30日(まるちゃん 5歳、さんかくん1歳)


今朝も、いつものごとく、兄弟げんかがはじまる。


これからは、仲裁しないで、ことの成り行きを見守っていたほうがいいのかも・・・。

けんかも自分で学んだ方がいいだろう。などと思いながら、様子をうかがっていた。


はじめは、さんかくんから・・・。

早起きたいくんが、まるちゃんの朝ご飯に味噌汁をスプーンでピチャピチャ入れている。


しばらくして起きてきたまるちゃんは

「なんで、まるのご飯をメチャクチャにするの~?」


するとさんかくん、まるちゃんのひざをパシッ。パシッ。


まるちゃんが段々起こりだす。

「なんで、たたくのよ~。」

と、思いっきりでたいくんの背中をバシーン。


ここで、止めればよかったのか?

しかし、じっと見守る。


さんかくんは、泣かずに、またもや

まるちゃんのひざをパシン。パシン。


さらに思いっきりまるちゃんはたいくんの背中をバシーーン。バシーーン。


何度か繰り返される。


さんかくん、負けていない。泣かない。


さんかくん、スプーンを持ってまるちゃんをたたく。


まるちゃん堪える。

そして、またもやもっと思いっきり背中をバシーーーン。


「まるちゃん!それは行きすぎじゃない?

赤ちゃんにそんなに思いっきりぶったらどんなに痛いかわかる?」


思わず怒鳴っていた。


すると

「さんかくんだって、スプーンでまるのことぶったんだよ。痛かったのに、泣かないで我慢していたのに、いつもまるは我慢しているのに、なんでまるばかり怒るの?」


と、言いながらみるみるうちに涙があふれ、ぽろっとこぼれた。


そうかもしれない。

いやそうなのだ。


いつもいつも、さんかくんが髪の毛をひっぱたり、たたいたりするのをおねえちゃんは泣かないで我慢している。

その我慢の限界がきた!という感じだった。

けんかになると、私も、ついついまるちゃんの方を怒ってしまう。


「そうだね。まるちゃん、いつも我慢してくれるもんね。・・・」


私は言葉につまる。


まるちゃんのあふれる涙は止まらない。


「まる、おっきくてかたい涙が、ぼろっとおっこちたよ。」


その一言がまるちゃんの心を表しているようで、私の心にグサリとつきささった。